城巡りがこんなに面白いとは思わなかった! 基本的に昔から日本の歴史が、特に幕末や戦国時代の出来事が大好きだったが、はじめてじっくりと城を見学してみて、城や歴史にふれることがこんなに好きだったことに改めて気づかされました。 機会があれば、いつか『鶴ヶ城(会津若松城)』を見に行きたいと思っていて、その夢が叶いあまりに楽しくて、当初1時間ぐらいを予定していたのが、気がつけば4時間近く鶴ヶ城内をふらふらしてしまいました。 戊辰戦争のとき、若い白虎隊士はこの『鶴ヶ城(会津若松城)』が燃えていると思い、飯盛山で自刃してしまったんだなあと感慨深くなりました。 『鶴ヶ城(会津若松城)』の見所はいっぱい!どこを見ても歴史の息吹を感じることができます。 ■天守閣 会津のシンボルとして昭和40年に昔のままの姿で復元されています。白壁の五層からなる天守閣の内部は、各層に塩蔵・歴代藩主・鶴ヶ城(会津若松城)の歴史・戊辰戦争といった内容に分けられた歴史展示フロアーになっています。ちょっとしたシアターなどもあり、歴史的な知識が増えちゃいます。五層の最上階は展望フロアーになっていて、城下や会津の町を一望できます。 ■鉄門(くろがねもん) 本丸に通じる表門。扉や柱が黒い鉄板で覆われている強固な門です。その頑丈さから戊辰戦争時、会津藩主の松平容保(まつだいらかたもり)はここで指揮をとりました。 ■武者走り(むしゃばしり) 分かりづらいですが、石垣の階段がV字になっています。緊急時、大人数が上り下りできるように機動力を考えたつくりになっています。状況に応じて、上りが右から下りが左からといったような使い方をしたようです。 ■廊下橋(ろうかばし) ただの朱色の橋かと思ったらなかなかすごい橋でした。敵兵が大量に押し寄せた時、この橋を切り落として敵の侵入を防ぐ、本丸と二の丸を結ぶ戦略的な橋なのです。葦名時代は屋根のついた廊下造りの橋だったため、廊下橋と呼ばれていたようです。 ■鐘撞堂(かねつきどう) 城下に時を知らせる鐘です。戊辰戦争でも砲弾の標的にされたが、最後まで正確に時を刻んだ鐘の音は、あきらめず戦う会津の人たちを勇気付けたといわれています。 この他にも見てもらいたいところがたくさんありましたが、是非一度実際に『鶴ヶ城(会津若松城)』を訪れて、自分の目で見てみてください! 【住所】福島県会津若松市追手町1-1 【鶴ヶ城天守閣・茶室入場料金】 大人…500円(高校生以上) 小人…150円(小・中学生)
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