コミカルな関西弁で繰り広げられる、笑いながら読める小説のような自己啓発本。『夢をかなえるゾウ』

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夢をかなえるゾウ

夢をかなえるゾウ ベストセラーになるような本はやはり違う。2〜3ページ読んだだけでこの本は面白いというのすぐわかる。
この本とは、『夢をかなえるゾウ』のことである。

ジャンルは成功するための自己啓発本である。ただ、今までの本とちょっと違うのが、ストーリー仕立てになっていて、まるで小説のように読み進めることが出来ることだ。

この『夢をかなえるゾウ』は、平凡なサラリーマンだが成功願望を持つ主人公の僕と、インドから来たゾウの神様「ガネーシャ」とのやり取りで展開される。このゾウの神様「ガネーシャ」が面白い。なぜか関西弁をしゃべるのだ。この関西弁がいい味を出していて、そこら辺にある自己啓発本と一線を画している。
実際読んでいて何度か本当に笑ってしまった場面があった。

『夢をかなえるゾウ』の本編でも書いてあるが、この本の中に成功の法則的なもので目新しいものは特にない。今まで様々な本で書かれてきたものばかりだ。ただ、読み進めるとそんな特別な成功の法則よりも、もっと大事なものがあることに気が付く。

最後の最後までしっかりしたストーリーで、読み終えたとき素晴らしい小説や物語を読んだ後のような感覚になり、ちょっとホロッとしてしまった。

自己啓発本は小難しいことが書いてあって、最後まで読みきるのが面倒だと感じている人には、とてもオススメできます。

【著者】 水野 敬也
【出版社】 飛鳥新社

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