『タッチ』は数あるマンガ史上、最高の名作!青春・野球・恋愛・感動ストーリー!

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タッチ<マンガ>

タッチ<マンガ・アニメ> 双子の兄弟、兄の上杉達也と弟の上杉和也。そしてお隣さんで幼なじみの浅倉南。
『タッチ』は今まで数多くの読んできたマンガの中でも、ベスト3に入るマンガだと思う。そして、あだち充のマンガの中でも最高の一冊であり、感動の名作だ。

自分にとって『タッチ』の世界観はたまらなくいい。それは独特の間。短い会話や、やり取りで人の深層心理の全てを表現する。ワビ・サビや義理人情といった、日本人独特の大事な感覚が、その言葉の中に詰まっている。

また、上杉達也のかっこよさもたまらない。身近にいそうだがなかなかいない、誰もができそうでできない、こんな生き方をできたらかっこいいな〜と思える主人公だ。
自分勝手に適当に生きているように見えて、誰よりも周りのことを考えている。ただ、そんなことを微塵も見せないところに男としての魅力がある。そして、さりげなく出てくる言葉がとてもシャレていてかっこいい。一言一言に色々な思いが集約されていて、多くを語らなくても思いが相手に伝わる。マンガながら、この言葉のセンスは自分も身につけたいと思っている。

全体のストーリーから細かい出来事やシーンに至るまで、全てに対して文句のつけようがないと思う。
どれをとっても絶賛だが、個人的に特に好きなのは、須見工との最後の試合。見逃せない名場面だらけだと思う。段々と変化していく鬼監督の柏葉英二郎。達也のホームスチールのシーンはたまらない。
新田との最後の対決も大好きなシーン。達也の自分の勝負したい気持ちとチームの勝利。自分の気持ちを抑え、チームの勝利を優先しようとする時、キャッチャーの孝太郎から守備陣へ指示が飛ぶ。
涙が出て、鳥肌が止まらないシーンだ。

「上杉達也は 浅倉南を 愛しています。」
『タッチ』は最後の最後まで感動させてくれる名作です。マンガなんか読まないという人でも、一度は読んでみて欲しい作品です。

― 『タッチ』大好きな名シーン・名セリフ ―
◆「どうした?上杉和也は力を貸してくれないのか。」〜「上杉達也がめった打ちされるところをみたいんだよ。」〜「もう少し素直ないい方を覚えてもらえると、こっちも助かるんですけどね。」
(柏葉監督が不器用ないい方で達也に自分のピッチングを思い出させるシーン)
◆「イライラしてきたでしょ?」「よーし、もう一息だ。」
(柏葉監督の気持ちが変化していくワンシーン)
◆「おい、バカ。」「なぜ新田と勝負した。」「敬遠は一度覚えるとクセになりそうで。」
(新田明男に1点リードされる完璧なホームランを打たれた後のベンチシーン)
◆「ホームスチールのサインなど、きめてなかったはずだが。」〜「どうせなら徹底的にきらわれてみたいもんですね。」「―だったら、甲子園にいくんだな」
(監督との無言のやり取りでホームスチールを決めた後のシーン)
◆「ここは当然敬遠だろうな。」〜「ショート、もっとサードへよれ!」「外野バック!」「あと一人!しまっていこうぜ!」(須見工、新田との最後の勝負シーン)
◆「監督の嫌いはアテにならないからなァ。」〜「はい、これ。」「なんだ?」「リンゴです。」「ほんじゃ。」
(決勝戦終了後、柏葉監督手術前の病院でのシーン)
◆「上杉達也は浅倉南を愛しています。」「世界中のだれよりも。」「ここから始めなきゃ、やっぱりどこにも動けねえみたいだ。」(上杉達也・浅倉南のクライマックスシーン)

【著者】 あだち充
【出版社】 小学館

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