昔読んだ60巻からなる横山光輝作のコミック『三国志』の文庫本版。
『三国志』を久しぶりにもう一度読み直したくなって、文庫本版のマンガを全巻セットで大人買いしてしまいました。
金額は20,400円もしたので、決して安くはない買い物でしたが、読み直してみてやっぱり大満足。まったく損な買い物にはなりませんでした。
現在、通常のコミック版や大きめの愛蔵版も出ていますが、金額的にこの『三国志』漫画文庫版が一番お得だと思います。一巻ごとに違った武将のしおりが付いていたのも嬉しいポイントでした。
それにしても、改めて読み直してみて読み応えがあるマンガだなと思いました。やっぱり三国志自体の人間模様が、現在の社会やビジネスの世界でも十分活用できるような内容だからかもしれません。
友情・信義・仁徳・忠義など、今の世の中でも人と人との関係で、なくてはならない要素がこれでもかと盛り込まれています。
三国志の名場面や名シーンを語りだすと、熱くなって止まらなくなってしまうので、ここではやめておきます。是非、自分でこの『三国志』を読んで味わってみてください。
ちなみに、三国志で一番好きな武将は趙雲。
関羽や張飛・孔明などもいいですが、この強さと忠義の心を併せ持ったまことの武士のエピソードが一番かっこよくてシビレます。
【著者】 横山光輝
【出版社】 潮出版社