基本的にネズミが料理をするというあり得ない話だが、ストーリーの構成や展開がきちんとしていて、リアリティーある背景づけがしてあったので、違和感なく入り込めた。
さすがピクサーとディズニーの映画!
前半から中盤にかけて、子供向けの淡々とした映画に終わってしまうかと心配したが、後半からクライマックスにかけ盛り上がりがあり、しっかりと内容のあるいい映画になっていたと思う。
後半はちょっと感動してしまいました。
ネズミ同士の関係やレミーとリングイニの関係を見て、親子であったり友達であったり、信頼というものの大切さ、自分は一人ではなく多くの周りに支えられて今があるということを、改めて思い出させてくれる。
そして、何かをやってみたい、試してみたいと思ったときに一番大事なことは“勇気”。どうなるか不安でも、一歩踏み出してみないと結果は誰にも分からない。そんな大切なことに気づかせてくれる映画です。
この『レミーのおいしいレストラン』は全体的にあっさり目の内容だと思うが、楽しく観ることができますよ。
【あらすじ】
並外れた嗅覚と天才的な料理の才能を持つ、料理が大好きなネズミのレミー。料理が苦手な見習いシェフのリングイニ。そんな二人が、今は亡き偉大なシェフ“グストー”のレストランで出会い、料理界を揺るがすおいしい奇跡を引き起こしていく。
【監督】 ブラッド・バード
【出演】
リングイニ … 佐藤隆太
レミー … 岸尾だいすけ
コレット … 甲斐田裕子
グストー … 有川博
アントン・イーゴ … 家弓家正
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