この『いまを生きる』は感動の名作です!
ただ、正直言って映画の前半はそれほど盛り上がるところもなく、淡々とストーリーが展開していく感じになります。
名門校にありがちな、いろいろなことに縛られ人生に冷めている典型的なエリート学生。そこに型破りな新任教師が現れて、自由に生きることの楽しさを教えていく。教科書を破り捨てるシーンやだんだんと生徒と心が通じ合っていくところなどいい場面はたくさんあるのですが、いかんせん大きな波がないため単調なストーリーに感じてしまいます。
しかし、ここで観るのをやめないでください。前半のストーリーはあくまで後半への布石です。個人的には前半の淡々としたストーリーがあるからこそ『いまを生きる』の大感動があると思っています。
そして後半から一気に話が急展開していきます。
ストーリーの後半は是非自分で観て下さい。書いてしまうと感動が半減してしまうと思います。ただ、自分はラストシーンを涙なしでは観れなかったです。
映画史上に残る感動の名シーン キーワードは「オー・キャプテン マイ・キャプテン」
【あらすじ】
舞台はアメリカ、バーモント州にある全寮制の名門進学校。
生徒たちは伝統・規律・名誉・美徳、そして親の大きな期待に縛られて、自由のないがんじがらめの毎日を送っていた。
そこに同校を卒業した新任の英語教師キーティングがやってくる。キーティングは型破りな授業を行い、生徒たちに生きることの素晴らしさや自由に考えること・行動することの大切さを教えようとする。
キーティングとの交流を通して、生きることに冷めきっていた生徒たちは次第に自分で考え、行動するようになっていくが…。
【監督】 ピーター・ウィアー
【出演】
ロビン・ウィリアムズ
ロバート・ショーン・レナード
イーサン・ホーク
ジョシュ・チャールズ
ゲイル・ハンセン